AWARD HISTORY 受賞履歴

2021

RDS CORE-Ler Gait Analysis Robot Medical Health System

「身体データ」×「AI」から生まれる新たな未病対策

歩行解析が世界を変える!「身体データ」×「AI」から生まれる新たな未病対策。
ハイテク研究施設の技術があなたの日常へ。

日本は世界に先駆けた超高齢化社会の到来と、それに伴う健康寿命の延長、医療費の増大、医療の地域間格差など、私達の健康にまつわる様々な課題を抱えています。健康寿命を縮める主な原因には、認知症、脳卒中、関節疾患及び骨折・転倒などがあり、これらの原因と密接に関係しているのが「歩行」です。最新の研究で人の最も基本的な運動である「歩行」は、疾病やその進行度などによって様々な特徴が現れることが分かっており、新たなバイオマーカーとしての可能性も持っています。
私たちは、国立障害者リハビリテーションセンター研究所との共同研究により原理試作と実験を繰り返し、搭載した3Dカメラの測定精度が担保できる距離を保って被験者の歩行に追従する、独自の測定方式を確立しました。
本プロダクトは、3Dカメラを搭載したロボットが被験者を追跡。ロボットが歩行を解析し、得られたデータはクラウドサーバ上で保管されます。機械学習で結果の判定精度を常に向上し、新しい健康のバロメータとして歩行動作を定義づけていきます。また、これまで高価なモーションキャプチャーシステムでなければできなかった正確な歩行動作解析を、安価に簡易的に行うことができ、従来の歩行解析よりも多くの項目の測定が可能。歩行動作を3次元データとして収録、解析することで従来は発見が難しかった病気の早期発見や、未病対策への活用が期待されています。

※受賞製品は2021年現在の試作機であり、現在運用中の製品とは外観が異なります。

RDS Wusa RDS Wusa Electric Personal Mobility

RDSのE-mobilty

バイク?車いす? 移動の概念をも変えるRDSのE-mobilty。
「誰もが乗りたくなる、乗れる」を形にした次世代のパーソナルモビリティ第一弾。

日本では地方の過疎化や高齢化が進み移動手段が大きな課題となっています。近年では高齢者の事故が増えており免許を自主的に返納する方がいる一方、採算が合わず公共交通機関において廃止される路線なども存在し、新たな交通インフラの整備が必要です。そういった課題に対しRDSは、パーソナルモビリティがひとつの解決手段になると考えています。
本プロダクトは、電動バイクとしての機能を持ちながら、車いすと組み合わせることで電動車いすのパワーユニットとしても機能します。軽量で大容量のリチウムイオン電池を低く横向きに配置し、それを頑丈な鉄骨フレームで支える構造となっており、ストロークの大きいリヤサスペンションにより快適な乗り心地を実現。後輪駆動の最高速度は35kmで上り坂時にホイールスピンでトラクションを失うこともありません。そして、最大の特徴はデザイン性にあり、車いすの方でも健常者でも誰もが“乗ってみたい”と思えるようなデザインに仕上がっています。
介助用品や福祉機器といった立ち位置にとどまらず、マイクロモビリティとして交通インフラに溶け込む製品を目指しています。機能面でもデザイン面でも多様性をもった新しい概念のモビリティです。

RDS Gaaba RDS Gaaba Infant Cart

悪路走破性や安全性の向上を実現

人を科学し最先端技術で形にするRDS。共同開発第一弾は、日常の走行性能と非常時の防災性能が両立した新しい幼児用カート。政府が公表している保育士の平均的な体格情報に動作分析を実施し、人間工学のデータをもとに使いやすさ、走行性を追求。また、避難時に起伏の多い道でも突破しやすいよう大きなタイヤ、追加ステップとグリップを装備し、構造の変形による力の損失を最小限に抑えるように、軽量化のための構造材料として使用されるCFRPを採用しています。

2020

RDS WF01 RDS MOBILITY WF01

“いつか乗ってみたい”と思う憧れの存在

【プロダクト概要】
多様で高性能なカスタマイズが可能、自分を最大限表現する選択肢豊かな車いす。スーパーカーのような憧れの存在を目指し、従来の車いすとは一線を画す外観。TPOに応じてパーツの組み換えで1台の車いすを日常用、スポーツ用双方に用いることができる。健常者、障害者の垣根を超えた魅せる新感覚モビリティー。

【WF01 特設ページ】
https://www.rds-pr.com/wf01/

RDS WF01TR RDS MOBILITY WF01TR

アスリート自身の能力を最大限に引出す車椅子レーサー

【プロダクト概要】
選手の能力を最大限に引き出すために開発された陸上競技用車いす。短距離種目に焦点を置き、軽量高剛性で加速力を高めた。身体のホールド性も高めることでコーナリング時の安定性も向上。自社開発のシートポジションシミュレーター「RDS SS01」で漕ぎ方の最適化も含めたシートポジション決定を行い、オーダーメイドで製作される。

【WF01TR 特設ページ】
https://www.rds-pr.com/wf01tr/

RDS SS01 Seat surface measurement system

シーティングポジション測定システム

【プロダクト概要】
人間にとって、座位姿勢は健康に大きな影響及ぼす。特に日常的に座っている車いすユーザーにとって座位姿勢とQOLの関係は深い。RDS SS01は、車いすユーザー・医療従事者に寄り添ったロボット・AI化された測定解析システムで、多様な座位姿勢を素早く体験、評価し、ユーザーの課題解決や目的に合わせた最適解を提案する。

【SS01特設ページ】
https://www.rds-pr.com/ss01/

CyberWheel X VR Entertainment

四次元体験の通信対戦型VR車いすエンターテイメント

【プロダクト概要】
VR レーサー「CYBER WHEEL X」は、普段触れる機会のない⾞いすマラソンやレースを、競技を知らない⼈でも⾝近に体験できるエンターテイメント。⻄暦2100年の東京をイメージしたVR空間を駆け抜けながら車いす陸上競技の世界を体験できるVRシミュレータ。通信対戦・データ対戦も可能。

2013

ドライカーボン松葉杖 Dry Carbon Crutches

【いつか】という未来への希望を

【プロダクト概要】
「ドライカーボン松葉杖」は、ドライカーボン(先端材料CFRP)を使用した“世界最軽量の松葉杖”です。オートクレーブ成形したことにより、約310gと驚異的な軽量化を実現することで、体への負担を軽減し、より快適な暮らしを可能としました。今まで規定されたデザイン、色、素材しか市場に出回っていなかった松葉杖の固定概念を崩し、仕方なく使う歩行補助器具ではなく、従来置き去りにされてきたユーザーの所有欲を満たし、佇まいが美しく見えるプロダクトを目指しています。

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